日経平均 | 27,199.74円 ▼463.65円 |
為替 | 1ドル=147.92円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億3,916万株 |
売買代金 | 3兆7,036億円 |
値上り銘柄数 | 351銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,438銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.86% |
市況概況
米国株安を受けて大幅下落
日本市場が休場中に米国株が大きく下落したことを受けて、売り先行となった。夜間取引や祝日取引でも大きく売られていたことで売り気配から始まる銘柄も多く、さらに芳しくない決算を発表して大きく売られるものもあり寄り付きから大幅安となった。
寄り付きからの売りが一巡となり、その後も売りが続いたが、下値の節目と見られる27,000円を意識したところまで下落すると買い戻しも入り下げ渋りとなった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場は比較的値持ちは良かったものの上値を買い上がるでもなく、方向感に乏しい展開となった。上値の重さが見られると前場の終値を割り込んで売り直される場面もあったのだが、大きく売られるということでもなく、値持ちが良いと今度は買い戻しも入るという状態で結局は売り一巡感もあって下げ渋り、後場の高値での引けとなった。
小型銘柄は下げ渋るものも多く、また、幕間つなぎ的に買われるものもあり、マザーズ指数やグロース指数は軟調ながらも下げ渋りとなった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、戻れば売り、下がれば買いというような展開になる場面もあり指数を方向付けることはなかった。
米国株安を受けて大きく売られたがとりあえずは下値の節目と見られる27,000円をキープできた。香港市場が今度は急騰、大暴騰となったことも売り難い要因となっているが、米国の利上げの影響、中国の景気減速懸念などが気になるところでもありまだまだ波乱含みの相場だと思う。
まずは27,000円をキープできるか、そして再度27,500円を超えるかどうかということが注目される。決算発表も出揃ってきており、業績面からの割高、割安を見直す動きも出てくるのだと思う。指数としては上値は重く、底堅くということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲に上値を押さえられて75日移動平均線を下回り、今度は25日移動平均線のサポートを確認するような展開になりそうだ。雲の中での保ち合いとなるか、雲の下落に合わせて調整となるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。