この記事は2022年12月21日に「CAR and DRIVER」で公開された「スズキ・ソリオ/ソリオ バンディットにストロングハイブリッドモデルを新設定」を一部編集し、転載したものです。
スズキが小型ハイトワゴンのソリオ/ソリオ バンディットのパラレル方式ハイブリッドモデルを発売。コンパクトながら瞬間的に大きな力を発揮する駆動用モーターや小型かつ伝達効率に優れたオートギヤシフト(AGS)を配するスズキ独自のハイブリッドシステムを搭載。WLTCモード走行燃費は22.3km/リットルを実現
スズキは2022年12月15日、小型ハイトワゴンのソリオ/ソリオ バンディットにパラレル方式ハイブリッドモデルを設定し、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
■ソリオ
ハイブリッドSZ:2WD222万2,000円
■ソリオ バンディット
ハイブリッドSV:2WD224万6,200円
スズキ独自のパラレル方式ハイブリッドシステムは、K12C型1,242cc直列4気筒DOHC16V・VVTエンジン(最高出力91ps/6,000rpm、最大トルク12.0kg・m/4,400rpm)に、発電も可能なPB05A型モーター(最高出力10kW/31,85~8,000rpm、最大トルク30Nm/1,000~3,185rpm)、6Ahの高電圧リチウムイオンバッテリー、伝達効率に優れた5速トランスミッションのオートギヤシフト(AGS)でシステムを構成。駆動機構は2WDのみを設定する。WLTCモード燃費は既存のマイルドハイブリッド仕様比で+2.7km/リットルの22.3 km/リットルを実現。
また、走行モードとしてキビキビと走る「標準モード」と、EV走行の頻度が上がる「エコモード」を設定し、コクピットに配したスイッチでの切り替えを可能とした。
デザイン面においても、既存モデルとの差異化を図る。
ソリオ・ハイブリッドSZは、エクステリアにブラックメタリック塗装の15インチアルミホイール(タイヤサイズは165/65R15)やブラック基調のメッキフロントグリル/メッキフォグランプガーニッシュ/メッキバックドアガーニッシュ、バックドアサイドスポイラー、ハイブリッドエンブレム(左右フロントフェンダー/バックドア)などを専用装備。
ボディカラーは新色のキャラバンアイボリーパールメタリックおよびタフカーキパールメタリックや、ガンメタリック2トーンルーフを新設定し、モノトーン6色と2トーンルーフ仕様5色の計11タイプをラインアップした。
インテリアについては、ネイビーのインパネオーナメントやチタンシルバーのエアコンサイドルーバーガーニッシュおよびドアガーニッシュ、ブラックのインパネトレー(助手席)、本革巻きシフトノブ、PTCヒーター、モーターパワーメーターを配したマルチインフォメーションディスプレイ、ハイブリッド専用メーター(ブルーイルミネーション)などを標準装備。
全方位モニター用カメラパッケージや全方位モニター付メモリーナビゲーション(9インチHDディスプレイ)はオプションで用意している。
ソリオ バンディット・ハイブリッドSVに話を移そう。エクステリアにはミディアムグレー塗装の15インチアルミホイール(タイヤサイズは165/65R15)やメッキドアハンドル、バックドアサイドスポイラー、ハイブリッドエンブレム(左右フロントフェンダー/バックドア)などを専用装備。
ボディカラーは新色のキャラバンアイボリーパールメタリックおよびタフカーキパールメタリックや、シルバー2トーンルーフを新設定し、モノトーン6色と2トーンルーフ仕様4色の計10タイプをラインアップした。
インテリアに関しては、ボルドーのインパネオーナメントやチタンシルバーのエアコンサイドルーバーガーニッシュおよびドアガーニッシュ、ブラックのインパネトレー(助手席)、PTCヒーター、モーターパワーメーターを配したマルチインフォメーションディスプレイ、ハイブリッド専用メーター(ブルーイルミネーション)などを標準装備。ソリオ・ハイブリッドSZと同様、全方位モニター用カメラパッケージや全方位モニター付メモリーナビゲーション(9インチHDディスプレイ)はオプションで用意している。
(提供:CAR and DRIVER)