日経平均 | 26,094.50円 △0.83円 |
為替 | 1ドル=132.58円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億0,495万株 |
売買代金 | 2兆1399億67百万円 |
値上り銘柄数 | 895銘柄 |
値下り銘柄数 | 843銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 85.57% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行も持高調整の売りに押されて冴えない展開
米国株が大きく上昇したことから買い先行となった。昨日の下げを取り返すかのように買い先行となったものの寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。さすがに昨日の終値を意識するところでは買い戻しも入り戻したが上値の重い展開となった。
昼の時間帯は買い戻しも入り堅調な展開となり、後場も前場の終値を超えて始まったが、26,200円を超えたところでは買い切れず、上値の重さを嫌気してじりじりと上げ幅縮小となった。
引けを意識する時間帯になると月末の売り、指数に絡む調整の売りなどが懸念されて売り急ぐ動きとなり、昨日の終値を下回る場面も見られた。それでも前日比でマイナスとなると買い戻しも入ったが、最後は持高調整の売り買いが交錯となったが、TOPIXはほぼ安値引け、日経平均も安値圏での引けとなった。
小型銘柄は買い戻しや幕間つなぎ的な買いも入り総じて堅調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすこともなかった。最後はへっじ売りなどもあったようで、指数に先行する形で売られる場面もあった。
戻りも鈍く最後は持高調整の売りに押される形となった。指数の調整に絡む売りなどもあって冴えない展開となり、結局今年は年初高、年末安ということで大きな陰線となった。
世界的にインフレ懸念が強まるなかで金余り相場の終焉、特に米国のゴルディロックスバブルの崩壊が見られたということで株式市場に取っては良い一年とは言えなかった。来年もまださらに冴えない展開となるのだろうし、慎重な投資が求められるのだろう。
今年一年大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
テクニカル分析
日経平均
昨日想定したような大きな陰線での包み足とはならなかったが、大きな陰線となった。年初は買い戻しから始まるのではないかと思われるが、来年の相場も冴えない展開となりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。