日経平均 | 26,340.50円 ▼107.37円 |
為替 | 1ドル=134.02円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億8,037万株 |
売買代金 | 2兆3226億63百万円 |
値上り銘柄数 | 826銘柄 |
値下り銘柄数 | 911銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 92.33% |
市況概況
軟調ながらも下げ渋り、日経平均売りTOPIX買いは続く・・・
米国株はまちまちだが、年末の持高調整の売りなどもあって売り先行となった。
前日はインバウンド関連銘柄で指数を押し上げ指数だけが高かった反動もあり、インバウンド関連銘柄が失望感から売られると総じて軟調となった。一方で銀行株などが買われる流れは続き、TOPIX買い日経平均売りの形で冴えないながらも下げ渋りとなった。
昼の時間帯も値持ちは良く、後場も冴えないながらも下げ渋り方向感に乏しい展開となった。最後は配当取りの動きや買い戻しも入って下げ渋りとなった。
TOPIX買い日経平均売りは最後まで続きTOPIXは小幅安で引けたものの日経平均は軟調となった。それでも日経平均もTOPIXも高値圏での引けとなり、売り急ぐ動きもないことが示されていた。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅下落となった。先物はまとまった売り買いはほとんど見られず、指数を動かすことも方向付けることもなく、閑散とした展開だった。
節目とみられる26,500円に上値を押さえられた形で今度は下値を試すかと思われたが、割安銘柄などに買い戻しや資金退避的な買いが入って指数を下支えする形となった。
日経平均が売られるという状況であり、特に相場全体の方向感が見えるということでもなく、確かに資金がどんどん流入しているということでもないのだが、リスク回避というよりはリスク縮小というような雰囲気で買えるものは買えるということなのだろう。
年初の買いに期待しつつも買えない銘柄が売られ、買える銘柄が買われるというような流れは続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
下ヒゲ線を引いて下げ渋り、底堅さが確認された。ただ、上値も重いと思われ、26,500円あたりでは上値を押さえられそうだ。まだまだ下値模索ということなのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。