Smart city futuristic design, conceptual illustration
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市場調査企業「Valuates(ヴァリュエイツ)」が2022年8月に発表したレポート『Global Online Trading Platform Market Insights and Forcast to 2028(オンライン取引プラットフォームの世界市場の洞察と2028年までの見通し)』によると、コロナ禍で急成長を遂げたオンライン投資プラットフォームの世界の市場規模は2021年に推定15億6,010万ドル(約2,066億8,219万円)に達した。2022年以降は年間平均成長率(CAGR)4.9%のペースで成長を続け、2028年までに21億8,930万ドル(約2,899億7,757万円)を記録すると同社は予想する。

急成長を後押ししているのは投資プラットフォームの存在だ。

コロナ禍で資産運用の方針を見直す人が増えたことに加え、「インターネット経由で誰でも簡単に投資を始めることができる」というメリットが個人投資を増加させた。同様の動きはこれまで一般の個人投資家にとっては敷居の高かったオルタナティブ投資分野においても高まっている。

そんなオルタナティブ資産の中でも、不動産やアートなどはまとまった資金や専門知識を必要とするため比較的手強い投資対象とされている。しかし、オルタナティブ投資の民主化が加速している近年、少額から共同投資できる以下のようなオルタナティブ投資プラットフォームが注目を集めている。今回はオルタナティブ投資に新しい風を呼び込む3つの投資プラットフォームを紹介しよう。