日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 27,423.96円 ▼29.52円
為替 1ドル=136.29円
売買高(東証プライム、以下同) 10億2,492万株
売買代金 2兆2986億99百万円
値上り銘柄数 1,213銘柄
値下り銘柄数 556銘柄
騰落レシオ(25日) 121.47%

市況概況

先週末の大幅高の反動や米国株安を受けて売り先行も金融緩和継続期待もあり下げ渋り

週末の米国株が大幅安となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたこともあり、週明けの日本市場も売り先行となった。

ただ、寄り付きの売りが一巡となると買戻しを急ぐ動きもあって一時前日比プラスとなる場面もあり、案外値持ちの良い展開だった。値上がり銘柄数も多く、月末の売りが懸念されるなかではしっかりとした展開だった。

昼の時間帯も特に売り急ぐということでもなく、後場も値持ちのいい展開が続いた。ただ、買い上がるでもなく、売り急ぐでもなく指数は全くの膠着状態ということで方向感は見られなかった。引けを意識する時間帯には買戻しが入り高値を試す展開となったが最後の最後は月末の売りに対する警戒もあってか、手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたもののしっかりと買い上がるとか、売りたたくということでもなく、方向感が見えない展開だった。

日経平均は今日も東京エレクとソフトバンクGの下落だけということで他の銘柄はほとんど動きがなかった形となった。

積極的な売り買いを促すような材料や手掛かりに乏しく、割安感が強い銘柄は買えるのだが指数への影響も大きくはないということなのだろう。引き続き割高銘柄売り、割安銘柄売りが主体という相場なのだろう。

テクニカル分析

日経平均

ちょうど25日移動平均線と75日移動平均線に挟まった形となった。要はここをどちらに抜けるかということで方向感が出てくるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。