日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 227,445.56円 △21.60円
為替 1ドル=136.32円
売買高(東証プライム、以下同) 14億3,710万株
売買代金 3兆3819億52百万円
値上り銘柄数 806銘柄
値下り銘柄数 973銘柄
騰落レシオ(25日) 120.00%

市況概況

米国株高もあり買い先行だが月末の売りに押されて冴えない展開

米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も意外に強く、値持ちの良い展開で27,500円の節目を抜けての動きだった。ただ、そこから買い上がるということでもなく、上値の重い展開となった。

昼の時間帯は手仕舞い売りや月末の売りに対する警戒が強く、後場に入ると売り先行となった。じりじりと値を下げるものが多く、日経平均も昨日の終値を下回り軟調となる場面もあった。

それでも月初の買い期待や27,400円を割り込まなかったことでの買い戻しなども見られ、最後は27,500円まで届かなかったものの小幅高の引けとなった。

小型銘柄は前日までの下落の反動から高いものが多く、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも多くはなかったが、27,500円を超えると買いではなく、27,500円を超えると売り場探しというような感じだった。

日経平均はファストリが高く、小幅高だったが、月末の売りに押されて冴えない感じだった。特に後場に入ると買えないということで手仕舞い売りに押されるものが多くなり、指数は小幅高ではあるものの値下がり銘柄数が多く、相変わらず27,500円を超えると売りという雰囲気だ。まだまだ保ち合い相場が続くということだろう。

テクニカル分析

日経平均

25日移動平均線を超えて始まったもののサポートできず上値の重い展開となっている。気迷い線に近い形で明日から月初の買いも期待されるが保ち合い相場に変りはなく、上がれば売られ、下がれば買われるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。