2日（木）の株・債券・商品市場
ドル/円 外為注文情報（FX板情報・オーダー状況）
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し：インフレの先行指標に注目
昨日のドル/円は一時137円台に上昇。米長期金利の上昇を受けて断続的に買いが入り、米新規失業保険申請件数の減少と米10-12月期非農業部門単位労働コスト（生産単位当たりの報酬）・改定値の上方修正が発表されると、およそ2カ月半ぶりに137.10円前後まで上値を伸ばした。その後は利益確定売りなどに押されて伸び悩んだが136円台後半の高値圏をキープして本日の東京市場へとリレー。東京市場では2月の東京都区部消費者物価指数（CPI）に関心が寄せられている。市場予想は前年比+3.3％（除生鮮食）となっており、前月の+4.3％から大きく鈍化する見通し。日銀の緩和修正期待を一段と後退させることになるか注目したい。
また、NY市場では米2月ISM非製造業景況指数が発表される。同指数でもインフレの先行指標である仕入れ価格指数に注目が集まりそうだ。前月は67.8へ小幅に低下したものの、水準自体は高位にとどまった。ドル/円は、これらの注目材料を消化して200日移動平均線（137.32円前後）を超えて今週を終えられるかが見どころとなりそうだ。
注目の経済指標：米ISM非製造業景況指数
注目のイベント：米要人発言
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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