日経平均 | 28,237.78円 △310.31円 |
為替 | 1ドル=135.77円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億2,432万株 |
売買代金 | 2兆7449億14百万円 |
値上り銘柄数 | 1,191銘柄 |
値下り銘柄数 | 579銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 117.80% |
市況概況
米国株高を受けて大幅高
週末の米国株が大きく上昇したことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大幅高となったことから買い先行となった。指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がっているものも見られ、買い戻しを急ぐ動きで指数が大きく押し上げられた。寄り付きからの買いが一巡となった後も戻り売りに対して買い戻しが入り値持ちの良い展開となった。結局、節目と見られる28,000円を大きく超えて大幅高となった。
昼の時間帯も値持ちの良い展開が続き、後場は前場の高値を意識するような水準での始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となった後も少し下がると買い戻しが入るというような値持ちの良い展開が続いた。ただ、その割には前場の高値を抜けるでもなく戻り売りも多く、結局最後は手仕舞い売りもあって、大幅高ではあるものの上げ幅を縮小しての引けとなった。
小型銘柄も買い戻しや買い直しで大きく上昇するものも見られ、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった買いが散発的に見られ指数を下支え、押し上げる場面もあった。期末特有の先物買い、現物売りの動きが顕著に見られるということもなく、目先の需給で買い戻しを急ぐ動きとなったものと思われる。
指数先行での日経平均の大幅高となった。特に買い上がる材料があったということでもないのだが、米国での利上げ一服期待や日本での金融緩和継続期待などがあって下がらないということで買い戻しが入ったということだろう。買い戻し一巡となった後は再度調整となると思われ、当面は上値の重さを確認することになるのだと思う。上値の重さが確認されると手仕舞い売りが嵩んでの急落もあると思う。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線を大きく抜けた形で今度は乖離が大きくなっており、上値も重くなりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。