日経平均 | 28,309.16円 △71.38円 |
為替 | 1ドル=135.96円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億6,420万株 |
売買代金 | 2兆7872億49百万円 |
値上り銘柄数 | 1,248銘柄 |
値下り銘柄数 | 494銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 121.44% |
市況概況
売り先行もすぐに買い直されて堅調
米国株がまちまちとなり、昨日の大幅高の反動から夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が若干売られていたこともあり、売り先行となった。
それでも寄り付きの売りが一巡となると買い戻しを急ぐ動きなどもあって指数が押し上げられ、指数が押し上げられるとさらに買い戻しが入るというような展開で堅調な地合いが続いた値持ちの良さから買い戻しが入るという状況で昨日の高値を上回り、28,400円水準までの上昇となった。
昼の時間帯も若干売られたものの値持ちはよく、後場も買い上がるということはなかったが、値持ちの良い展開となった。方向感は見られなかったが買われすぎ銘柄が改めて売られるということでもなく、買い戻し中心に堅調なものが目立った。特に買い上がる材料もないので値持ちが良い割には上値の重いものも目立った。特に日経平均に影響の大きな銘柄の一角は手仕舞い売りに押されるものも多くなった。
小型銘柄も堅調ながらも上値が重い展開だった。マザーズ指数やグロース株指数も堅調だが上昇は限られた。先物もまとまった買いは散発的に見られたものの、指数を押し上げるような方向付けるようなこともなく、下支えにはなったのだろうが、指数先行ということでもなかった。
昨日に比べると明らかに上値は重いのだが、その割には値持ちが良いというか、値持ちが良い割には上値が重いというか、やはり、割高銘柄を買い切るほどの市場ではないということだろう。徐々に上値の重さを嫌気するような動きもあり、買い戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されることになるのだろう。日経平均自体も上値が重くなれば一気に調整となるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
上髭線となり、高値を付けた感も強い。移動平均線との乖離も大きくなっており、上値が重くなると手仕舞い売りに押されて25日移動平均線や基準線までの調整は見られるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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