8日(水)の株・債券・商品市場
ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:重要イベントを前にもみ合う展開
昨日のドル/円は一進一退の展開。東京市場でドル買い・円売りが先行すると約3カ月ぶりに137.91円前後まで上昇したが、138円の節目を超えられずに失速するとNY市場では136.47円前後まで下押しした。しかし、売り一巡後は137円台前半に買い戻されて結局は小幅高で取引を終えた。
なお、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は下院で証言を行い「3月の会合についてまだ何も決まっていない、データ次第だ」として、前日の上院での発言(データによって正当化されれば利上げを加速させる用意がある)をややトーンダウンさせた。その上で「3月会合前に重要なデータの発表がある」として、明日10日の2月雇用統計と週明け14日の2月消費者物価指数(CPI)を注視する構えをあらためて強調した。
そうした経緯から本日は、金融市場全体に米雇用統計待ちのムードが漂うことになりそうだ。その上、国内では本日から明日10日にかけて黒田日銀総裁にとって最後の金融政策決定会合が行われる。これらの重要イベントを前にドル/円の動意も鈍ると見られ、200日移動平均線(137.48円前後)から大きく離れることなくもみ合う展開となりそうだ。
注目の経済指標:米新規失業保険申請件数
注目のイベント:FRB副議長発言
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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