ビジネスマンとして一流を目指す心構え

一流ビジネスマンを目指すには、どのような心構えで過ごせば良いのだろうか。ここからは3つのポイントに絞って、積極的に取り入れたい心構えを紹介しよう。

仕事の進捗に合わせたスケジュールを立てない

一般的なサラリーマンによく見られるのが、仕事の進捗に合わせたスケジュールの立て方である。例えば、「大きな案件が終わったから遠出をする」「忙しいときは休暇を取らない」といった考え方では、1年を通して安定した日常を送ることは難しい。

また、常に繁忙期と同じように仕事をこなせば、毎週のようにゆったりとした休日を過ごせるはずだ。仕事のペースを緩めないためにも、休日のスケジュールは基本的に固定することが望ましい。

休日用の仕事をあえて残しておく

頭を完全にオフにすると、休み明けにスタートダッシュを決めることが難しくなる。オン・オフの切り替えは重要だが、現実的には難しい場面が多いため、仕事から完全には離れないマインドも意識したい。

具体策としては、休日用の仕事をあえて残しておく方法が挙げられる。新製品のアイデア出しやプロジェクトメンバーの決定など、休日を過ごしながらこなせる仕事を探してみよう。

人脈作りを意識した趣味を始める

ビジネスに関連する趣味を始める方法も、参考にしたい心構えだ。前述のゴルフ以外にも、人脈作りに役立つ趣味は多く存在している。

○人脈作りに役立つ趣味
・野球やサッカーなどのチームスポーツ
・テニスなど、スクールや公営コートがあるスポーツ
・ウイスキーやワインなどのお酒
・英会話教室などの習い事
・ツアーやセミナーなど、多人数型イベントへの参加

なお、自分が楽しめないと趣味は続かないため、ビジネス面のみで選ぶことは控えたい。まずは興味のある分野をリストアップして、その中からビジネスに役立つ趣味を見極めていこう。

一流ビジネスマンの日常を参考にし、仕事のモチベーションを高めよう

今回紹介したように、一流ビジネスマンは心身を休めるためだけに余暇を使っていない。仕事とプライベートを結び付け、常にモチベーションを維持できるような方針・計画を立てている。

日常生活をすべて真似る必要はないが、マインドや考え方については参考になる部分があるはずだ。これまでの平日・休日の過ごし方を見直し、有益な毎日を過ごせるように工夫してみよう。

著:片山 雄平
1988年生まれのフリーライター兼編集者。2012年からフリーライターとして活動し、2015年には編集者として株式会社YOSCAに参画。金融やビジネス、資産運用系のジャンルを中心に、5,000本以上の執筆・編集経験を持つ。他にも中小企業への取材や他ライターのディレクション等、様々な形でコンテンツ制作に携わっている。
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