一流ビジネスマンの資質が発揮されるのは、ビジネスシーンだけではない。実は趣味などのプライベート面にも、成功者ならではの特徴や傾向が隠されている。一流ビジネスマンを目指している人は、プライベート面におけるマインドや考え方をとり入れてみよう。

目次

  1. 一流ビジネスマンはゴルフを趣味にしている
  2. ストイックな生活を送るのも一流ならでは
  3. 実は休み方にも一流ならではの傾向が
  4. ビジネスマンとして一流を目指す心構え
    1. 仕事の進捗に合わせたスケジュールを立てない
    2. 休日用の仕事をあえて残しておく
    3. 人脈作りを意識した趣味を始める
  5. 一流ビジネスマンの日常を参考にし、仕事のモチベーションを高めよう
一流ビジネスマンが趣味やプライベートの過ごし方で大切にしていること
(画像=Rawpixel.com/stock.adobe.com)

一流ビジネスマンはゴルフを趣味にしている

一流ビジネスマンの趣味と聞くと、知的なものをイメージする人が多いだろう。実際にはどのような傾向があるのか、以下では東京商工リサーチによる「130万人の社長データ調査」の結果を紹介する。

一流ビジネスマンが趣味やプライベートの過ごし方で大切にしていること
(参考:東京商工リサーチ「「130万人の社長データ」調査」)

上記の通り、経営者の約半数はゴルフを趣味にしている。さまざまな要因が考えられるが、主なものとしては経営者同士がゆっくりと交流できたり、ゴルフ会員権にステータスとしての価値があったりする点が挙げられるだろう。

また、ゴルフはシニア層になってからも続けやすいため、健康面での効果も期待できる。

ストイックな生活を送るのも一流ならでは

世の中の経営者を見てみると、トライアスロンなどの高負荷なスポーツや、情報収集のための読書を趣味にしている人も多い。一流ビジネスマンは疲れ切った心身を休ませるのではなく、自分を高めるために余暇を使っているケースが多いのだ。

無趣味の経営者についても、日常生活を覗くとストイックな一面が見えてくる。例えば、毎回の食後に軽い運動をとり入れたり、スマホ・テレビを見ない時間を作ったりなど、多くの成功者は充実した1日を過ごすための工夫をしている。

実は休み方にも一流ならではの傾向が

より充実した休日を過ごすには、どのようなマインドや考え方が必要になるのだろうか。次は一流ビジネスマンの傾向から、休み方のヒントをつかんでいこう。

○一流ビジネスマンの休み方の例
・平日は「仕事をこなす日」、休日は「思案をする日」と捉えてアンテナを張る
・家族と過ごすことに集中し、その時間を確保するために仕事を早く終わらせる
・カレンダー通りに休まず、「休日に仕事をしても良い」と考えて過ごす
・前日までに休日の予定を立てる

一流ビジネスマンに共通しているのは、「休日を無駄にしない」という考え方だ。また、仕事のモチベーションを保てるように、平日の動き方も踏まえて休日のプランを立てている。