見てわかる聞いてわかる、CFD銘柄を動画で解説
動画配信期間:公開日から2週間
動画の内容をギュッと要約
<市場全体の動向>
中東情勢の変化が起点
• アメリカのイラン核施設攻撃を起点として展開
• イスラエル・イラン間の停戦合意により緊張感が緩和
• 停戦により:株価上昇、原油下落、金価格下落の流れ
<日本株の状況>
低迷が継続
• 年初来2.7%安で推移、なかなかプラス圏に到達しない
• アメリカ株もようやくプラス転換した程度
• 今年は欧州・メキシコ株が強く、日本株への資金流入は限定的
構造的な問題
• 25年以上4万円台に定着できない状況
• 1990年バブル時にダウ平均2,000ドル→現在は20倍に上昇
• 日本株は当時とほぼ同水準で停滞
<アメリカ株の動向>
中東停戦合意で大幅上昇
• ダウ平均:500ドル上昇
• ナスダック:190ドル上昇
• 日本株と同じ材料でも、より大きな上昇を記録
<原油市場>
極めて高いボラティリティ
価格変動要因
• イランのホルムズ海峡タンカー航行妨害懸念で上昇
• イランの強硬姿勢後退観測で下落開始
• 停戦合意で一段の下落
<金市場>
原油と同様の動き
• 停戦合意により安全資産需要が後退し下落
• 投機的側面が強く、下落時の歯止め見極めが困難
下支え要因
• ドルに不信を抱く中国など各国中央銀行の押し目買い
• 中銀需要が金価格の重要な支え
<結論>
中東情勢の変化により商品市場は大きく変動したが、構造的な問題は継続:
1. 日本株:政策の方向性不一致により長期停滞が続く見込み。具体的な成長戦略の明示が必要
2. アメリカ株:FRB慎重姿勢にも関わらず史上最高値圏で推移。中東情勢安定化が追い風
3. 原油:極めて高いボラティリティに注意が必要。実需による底支えを意識した投資判断を
4. 金:地政学リスク後退で一時的下落も、各国中銀需要による長期的支援は継続
中東情勢の展開とNATO会議の結果に引き続き注意が必要。特に原油・金は先物商品として十分な注意を払って取引すべき。
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

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