日経平均 | 27,222.04円 ▼610.92円 |
為替 | 1ドル=133.86円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億4,121万株 |
売買代金 | 3兆9041億16百万円 |
値上り銘柄数 | 55銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,772銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.01% |
市況概況
米国株はまちまちだったが、引き続きリスク回避を急ぐ動きで大幅下落
昨晩の米国株はまちまちで下げ渋り感も出ていたのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物よりも大きく下げて始まり、その後も指数先行で下値を試す動きとなった。節目と見られる27,500円を下回って始まった後、戻る気配もなく、次の節目である27,200円~300円を下回り、一気に27,100円まで下げるというように全く買い気に乏しいなかで売り急ぐ場面もあった。
昼の時間帯も特に方向感はなく、後場が始まると寄り付きの売り買いが終わると手仕舞い売りに押され、一方で買い戻しも入るという状況で方向感は見られずじりじりと値を下げ、前場の安値を意識するところまで下げると買い戻しが入り、最後は若干戻しての引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、下値を試す動きとなった。マザーズ指数やグロース株指数は大幅下落となった。先物はまとまった買いはほとんど見られず、下げ渋るとまとまった売りに押されるというような状況だった。
引き続き銀行株などを中心に売り急ぐ動きとなっている。日銀の金融政策の変更も当面ないのではないかとの見方も金融株にマイナスということで売り急ぐ展開となった。
米国の銀行破綻の影響は軽微と思われるが過剰に反応しているものと思われる。買い材料がないということになるが、今晩の米CPI(消費者物価指数)次第では買い戻しを急ぐことになるのだろう。ただ、空売りも減少していることからまだまだ戻れば売りということになるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線まで一気に割込み、雲のねじれの日柄と値幅のところで下げ止まった形だ。雲のねじれの日柄からの反発が期待される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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