日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 27,229.48円 △7.44円
為替 1ドル=134.66円
売買高(東証プライム、以下同) 13億7,012万株
売買代金 2兆9621億95百万円
値上り銘柄数 1,498銘柄
値下り銘柄数 307銘柄
騰落レシオ(25日) 111.54%

市況概況

米国株高を受けて買い先行も地政学リスクなどもあって冴えない展開

米国でのCPI(消費者物価指数)の発表で落ち着きが見られ、株価が大きく上昇となったことを受けて買い先行となった。

それでも寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されながら上げ幅を縮小、一時前日比マイナスとなるなど冴えない展開となった。指数に影響の大きな銘柄が買い戻し一巡から手仕舞い売りに押されて指数を押し下げて冴えない展開となった。

昼の時間帯も特に動きはなく、後場も前場の終値近辺での始まりとなったが、すぐに27,300円を割り込んで冴えない展開となると、特に買い急ぐこともなくじりじりと値を下げた。

引けを意識する時間帯になると値動きの悪さを嫌気するように手仕舞い売りを急ぐ動きになり、一気に昨日の安値を試すような動きになった。さすがに昨日の安値水準で下げ止まるとすぐに切り返し戻り歩調で取引を終えた。かろうじて昨日の終値を上回ったがほとんど方向感は見られず冴えない展開だった。

小型銘柄も総じて堅調ながらもまちまちとなり、マザーズ指数やグロース株指数は堅調ながらも上値の重い展開となった。先物はまとまった買いがほとんど見られず、散発的にまとまった売りが出ると指数が押し下げられるというような状況だった。結局は方向感に乏しく、相場を主導するようなこともなかった。

かろうじて日経平均はプラスとなったが、冴えない展開が続いている。買い気に乏しい感じで買いが入らないことでちょっとした売りに押されるということになっている。

買い戻し一巡となったものも買い支えがなく大きく下げるものも見られた。特に手掛かりに乏しいので目先の雰囲気や需給だけでの動きで、3月決算月特有の一方向に動きやすい状況なのだろう。まだまだ冴えない展開が続き保ち合い水準が決まるまでは右往左往するのだろう。

テクニカル分析

日経平均

再度雲のサポートを確認する形となった。並び黒ということでここで下げ渋るという可能性もあるが、目先の需給次第で雲を割り込むと一気に下値を試すことになるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。