日経平均 | 27,813.26円 ▼474.16円 |
為替 | 1ドル=131.58円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億188万株 |
売買代金 | 2兆8,161億19百万円 |
値上り銘柄数 | 57銘柄 |
値下り銘柄数 | 2,023銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.17% |
市況概況
月初の買い一巡から手仕舞い売りに押されて大幅安
米国株がスタグフレーション懸念から売られたことで本日の日本市場は売り先行となった。昨日の反動もあり、月初の買いや買い戻し一巡後の手仕舞い売りに押されるものも多く、寄り付きの売りが一巡となった後もだらだらと売られ、いったん28,000円で下げ渋りはしたものの、すぐに売り直されて安値圏での引けとなった。
昼の時間帯も特に材料がないなかで冴えない展開が続き、後場は安値を更新して始まったあとすぐに27,900円を割り込んでさらに下値を試す動きとなった。さすがに27,800円でいったん下げ渋りはしたものの戻りも鈍く、引けを意識する時間帯から買い戻しは見られたものの最後まで買い気には乏しく安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売りが先行する形での売り買いとなり、指数を下押す場面も多かった。いったん上値が重くなると手仕舞い売りを急ぐことになり、大きく下押す要因の一つとなった。
月初の買いが終わると買いがなくなるというような感じの一日だった。下げ渋っては売り直され、下げ止まっては売られるというような感じで戻りらしい戻りもなく、目先的な過熱感もあって手仕舞い売りを急ぐ形となった。28,000円を超えると売られるということでこれまで通りの保ち合い相場が予想され、今度は27,000円を目指すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
昨日の高値を抜けての高値引けだが、出来高を伴っておらず、買い戻し一巡となりそうだ。いったん25日移動平均線までの調整は見られるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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