この記事は2023年5月2日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年5月2日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
以前から述べていた通りユーロ/円は150円を目指すと考えていたが、先週28日(金)の日銀政策金利発表をきっかけに実際に150円に乗せた。次のテクニカル上のターゲットは、ずっと上になるが目指すは170円だろう。
米ドル/円も日銀の政策金利発表以降買われているが、その状況に戸惑いを覚える人も多いかと思う。しかしながらそれだけ海外勢の日銀総裁交代に伴う政策変更期待が高かったため、現在の円安はその裏返しではある。
現在の為替相場の戦略やスタンス
植田日銀総裁は特にそうした発言はしていないが、日銀の政策変更のカギは円安が進むかどうかにかかっていると思う。
現在、岸田政権の支持率が回復しているが、政策が適切ということもあるが、円相場が落ち着き、過度なインフレ懸念を抱かなくてよくなったように一瞬見えたこともその要因だろう。
しかし、たとえ次のFOMCで米利上げが打ち止めになったとしても厳然とした金利差が、向こう数年は続くことになると思うので、日銀が政策変更するまでは、キャリートレードからの円安は進むと考えている。米ドル/円の目標は140円超え。
▽米ドル/円 の日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。