日経平均 | 30,957.77円 ▼129.05円 |
為替 | 1ドル=138.46円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億6,777万株 |
売買代金 | 3兆7,601億16百万円 |
値上り銘柄数 | 356銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,420銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 122.73% |
市況概況
31,000円を超えて達成感から手仕舞い売りに押される
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたこともあり、買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も、値持ちが良く、値持ちの良さから買戻しを急ぐ動きとなって上値を試す動きとなった。それでもさすがに目先的な過熱感や達成感、買戻し一巡感から上値も重く、ファーストリテイリングなど数銘柄で指数を押し上げただけの展開となった。
昼の時間帯は昨日までのような買戻しを急ぐ動きも見られず、後場は前場の終値を下回っての始まりとなった。昨日までと違い、寄り付きからの売り買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押され、いったん売りが出ると我先にと手仕舞い売りを急ぐ動きとなって、一気に31,000円を割り込むところまで売られた。
いったんは下げ渋りとなったものの31,000円台まで戻らないとなると手仕舞い売りを急ぐ動きとなって、何度も下値を試す展開となった。引けを意識する時間帯からはいったん戻りかけたものの、逆に戻りの鈍さが嫌気されて売られるものも目立ち、9日ぶりに反落となった。
小型銘柄も前場は堅調なものが多くマザーズ指数やグロース指数は大幅高となったが、後場になって手仕舞い売りに押され軟調となった。先物はまとまった買いが散発的に見られたが、昼の時間帯には昨日までのような買いが見られず、午後になるとまとまった手仕舞い売りに押される場面もあった。引けを意識する時間帯からはまとまった売り買いが交錯しながら指数を右往左往させる要因となった。
異様な強さも見られが、さすがに上げ一服となった。まだまだ買い戻しが入る状況だが、ここで上値の重さが意識されると今度は戻れば売り、という状況になり、「戻れば売り」が「上がらないから売り、戻らないから売り」になると一気に調整となるのだろう。下げ渋る場面もあるのだろうが、いったんは調整となるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
さすがに上値の重い展開となった。かぶせ線の形であり、ここからはいったん調整となるのだと思う
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。