日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 30,682.68円 ▼275.09円
為替 1ドル=138.45円
売買高(東証プライム、以下同) 12億9,605万株
売買代金 3兆1884億63百万円
値上り銘柄数 603銘柄
値下り銘柄数 1,134銘柄
騰落レシオ(25日) 122.73%

市況概況

売り先行となるも下げ渋り

米国株が軟調となったことから売り先行となった。前日に急反落となった流れが続き、寄り付きから売り先行となった。

それでも、寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しもみられて下げ幅を縮小する場面もみられた。ただ、目先的な過熱感が強いことや、買戻し一巡となった後に買いが入らず売り直され、さらに寄り付きの水準を下回って安値圏で前場の取引を終えた。

昼の時間帯もこれまでの急騰局面で見られたような買いが入らず、後場も前場の安値を下回っての始まりとなった。

前場の寄り付きと同様に売り一巡後に買戻しが入るという状況で目先筋の買いも見られて戻りを試す動きとなり、節目と見られる30,700円を超えて30,800円水準まで戻した。それでもそこまでということで最後は再度手仕舞い売りに押されて下げ幅を拡大し、結局は節目と見られる30,700円を意識しての引けとなった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが目立ったが、幕間つなぎ的に買われるものも散見されマザーズ指数やグロース指数は下げも限定的だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られてその都度指数を動かすような場面も見られたが、断続的な売り買いということでもなく、方向感をだすような場面は少なかった。

まだまだ買戻しも多く下げ渋りという感じだが、さすがに買われすぎの修正となっている。日経平均の水準としてはまだまだ調整が必要ということなのだろう。

本日も空売りが積み上がっておらず、空売りが減少しているということであれば、さらに急落となる場面も出てくるのだと思う。これまでと同様に動き出すと一方向に動きが止まるまで動くということなのだと思われる。ここからも引き続き割高銘柄売り、割安銘柄買いというスタンスで見ていけば良いのだろう。

テクニカル分析

日経平均

気迷い線ではあるが、まだまだ移動平均線からの乖離も大きく、調整が続くと思われる。25日移動平均線までの調整があると考えておいて良いと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。