日経平均 | 31,148.01円 △260.13円 |
為替 | 1ドル=139.35円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億4,239万株 |
売買代金 | 3兆5971億44百万円 |
値上り銘柄数 | 948銘柄 |
値下り銘柄数 | 806銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.19% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行も月初の買いで堅調
米国株は手仕舞い売りに押されて軟調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場も売り先行となった。
ただ、月初の買いも見られ、日経平均はほぼ変わらずで寄り付いたあとは戻りを試す動きとなり、あっさりと31,000円台を回復する展開となった。ただ、月初の買いと見られる買いが一服すると手仕舞い売りに押されるという状況で結局31,000円を割り込んだ状態で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に買い急ぐ動きはなかったが、後場も月初の買いが続いて堅調となり、前場の高値を試すような動きとなった。
31,000円台をあっさりと戻したことで買戻しを急ぐ動きも見られたが、それ以上に買い上がるようなことでもなく、引けを意識する時間帯からは目先の手仕舞い売りや買戻しが交錯しながら方向感に乏しい展開となった。結局最後は月初の買いや買戻しが見られ高値圏での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも見られ、総じて冴えない展開となった。マザーズ指数やグロース指数は小幅安だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を先導するような場面も大きく動かす場面もあまりなく、指数に追随するような展開だった。
月初の買いが見られて指数を押し上げた形だ。スタンダード市場やグロース市場は冴えないものも多く、いわゆるインデックス買いが中心となっていたようだ。
明日は週末ということだが、まだ月初の買いも続くと思われるが、一方で手仕舞い売りも多く見られ、上値の重い状況は変わらないだろう。月初の買いが一巡となると買われすぎ銘柄から売り直されることになるのだろうし、買い戻し一巡となって空売りが減少したものから売られることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
いったん調整となりそうだ。移動平均線との乖離はまだまだ大きく、ミニ三尊天井を形成するような場面なのだろう。ネックラインを作るような押し目を確認することになりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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