トレードに必要な情報どうやって手に入れる?

45年やってますからね。恐らく頭の中には膨大な経験値があるんですけども、これが全部役に立たないんですよ。40年前の必要だった知識と20年前と今の知識、要するに今FXをやるにあたって必要な知識で違うんですよね。はっきり申し上げまして、テクニカル分析は40年前は何にもなかったですね。30年前はデータの蓄積ができなかった。今はボタンを押すだけで、例えばドル/円であれば、1分足あるいはその瞬間のティック、 日足、週足全部見ることができますよね。こんなものをもう昔は考えられなかった。いわゆる老人がテクニカル分析に弱いのは昔そういうのがなかったからなんですね。

いろいろ有料無料っておっしゃいましたけど、基本的には外為どっとコムが提供してくれる無料の情報だけで十分だと思います。ちょっと皆さんそんな時間がないかもしれませんけど、私は朝起きて2時間かけて自分である程度重要な市況は書く。私は日経平均それから10年債の利回りの終値、ドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円のピボットと四本値。それからぴたんこテクニカルですね。1分からその30分、日足とありますけれども、基本的には日足で見ています。それから、移動平均線とかテクニカル分析の項目がありますけれども、それの中でどういった分析をしていくのか。例えば赤だったら買い、青だったら売りだと思うんですけれども。それが例えば赤が多ければテクニカル分析は買いを示していることになりますし、逆に青が多ければその売りを示していることになる。具体的に矢印で教えてくれますから、重用なさったらいかがでしょうか。

まずは外為どっとコムが無料で提供してくれているデータやチャート、非常に重要な情報がタダで見られますから、まずはこれをマスターしませんか。私はこれをやるだけでエキスパートになれると思います。見ててあるいはやっててですね、その時あるいは御自分に合った分析方法を自分で考えてやって、それから損切りですよね。これを大事にしてやってみたいと思います。知識っていろいろありますけれども、その場に応じてどんどんどんどん変わっていきますから。今ある外為どっとコムが提供してくれている情報をまずものにしましょう。

FX口座は個人と法人どっちがいいの?

税金の面での法人の大きなメリットはもしかしたらないかもしれません。恐らく相談者の方は勤めだと思うんですけれども、法人を立ち上げるってことは兼業になりますよね。それが(お勤めの会社で)許されているのか よくわかりませんけれども。

私は2001年に銀行を辞めてからすぐに法人を立ち上げました。自分の法人なので、例えばどこかに行くとか出張とか、そういうのは全部必要経費として認められると思います。情報を集めるにあたっての必要経費、例えばアメリカに行きますよね。半分仕事半分遊びなんですけども少なくとも金融関係の連中と会うってことは、税務署は認めてくれることがあるんですね。ですからそういった面での必要経費のメリットはあると思います。例えば教材を買いたいとかPCを買いたいとかそういったもの経費として落ちるかもしれません。

ちょっと何か脈絡がないんですけど、もしまだおわかりにならないようであればもう一度ご質問ください。もしお勤めになっている会社がOKするのであればですね。法人を立ち上げるメリットはすごく大きいと思います。

【酒匂隆雄のFXお悩み相談室】

動画配信期間

2023/6/22~

目次

0:00 オープニング
0:05 トレードに必要な情報どうやって手に入れる?
2:21 FX口座は個人と法人どっちがいいの?
3:29 お悩み・相談を大募集!

「酒匂隆雄のFXお悩み相談室」とは?

皆様からお寄せいただいた外国為替に関する素朴な疑問や、FXの取引手法に関するご質問などに、往年の東京市場の名外為ディーラーである酒匂隆雄氏がお答えします。

酒匂隆雄のFXお悩み相談室
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)
酒匂隆雄
酒匂隆雄氏
酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表 1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任。 その一方で2000年には日経アナリストランキング・為替部門にて第1位を受賞するなど、コメンテーターとしても高い評価を得ている。

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