テクニカル分析

2σ下限から急上昇も再び円高でボリバン下位へ

 日足、ボリバン2σ下限から反発。中位を越える。ただ7月27日の円急騰で、ボリバン下位へ落ち込む。5日線、20日線下向く。7月14日-27日の上昇ラインがサポート。7月6日-27日の下降ラインがが上値抵抗。
週足、13週ぶり週足陰線後は小動き。5週線下向く、20週線は依然上向き。5月22日週-7月10日週の上昇ラインがサポート。7月3日週-24日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、7月当初はボリバン2σ上限から小反落も次第に元に戻すも昨日は再び下落。5月-6月の上昇ラインがサポート。5か月、20か月線上向き。
 年足、22年の長い上ヒゲを上抜く大陽線。14年-22年の下降ラインを上抜く。21年-22年の上昇ラインがサポート。

メキシコペソ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

VAMOS MEXICO

IMFは成長率予想を引き上げ

 IMFはメキシコの2023年の成長率予想を2.6%に引き上げ、4月時点の予想1.8%から0.8%ポイント改善した。
 この見通しの改善は、メキシコがここ数カ月間に見てきた前向きな経済成果を反映している。2023年1Q経済成長率は1.1%で、予想を上回り、経済が新型コロナウイルス感染症パンデミックから回復する中、6四半期連続の成長を続けた。
 メキシコの好調な業績は、力強い労働市場、政府の福祉支出、ニアショアリング現象の拡大など、さまざまな要因によるものだと考えている。インフレ率は引き続き目標を上回っているものの、実質ベースでの平均賃金は増加している一方、2年ぶりの低水準に低下している。
 メキシコ財務省も同様に今年の成長率を3.0%と予測しているが、その数字を上回る可能性さえあるとされている。5月に明らかな景気減速にもかかわらず、こうした明るい見通しは引き続き出ている。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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