日経平均 | 32,159.28円 ▼548.41円 |
為替 | 1ドル=143.48円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億5,354万株 |
売買代金 | 4兆3391億38百万円 |
値上り銘柄数 | 158銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,667銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 92.48% |
市況概況
予想を下回る決算発表などもあって手仕舞い売りに押され大幅下落
米国株が大幅安となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が再度売られたことから、本日の日本市場も売り先行となった。
特に空売りが積み上がったということでもなく、寄り付きの売りが一巡となった後はいったん戻しかけたものの、寄り付き直後の高値を抜けずに売り直され、昨日に続き大きな下落となった。特に売り急ぐ特別な材料があったということでもなく、芳しくない決算発表を受けて売られるものも見られ大きな下げとなった。
昼の時間帯も特に買い急ぐ材料もなく、売り先行となり、後場も下値を試す始まりとなった。それでも前場の安値水準で下げ渋ると買戻しも入り、今度は戻り歩調となった。それでも前場の高値水準に届かず戻りが鈍いことから売り直され、戻れば売りというような展開から手仕舞い売りを急ぐ動きが見られ、結局最後まで見切り売りも見られて大幅安、安値圏での引けとなった。
小型銘柄も下げ渋るものも多かったのだが、買い上がる動きは見られず冴えない展開となった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物のはまとまった売り買いが散発的に見られて、指数を動かす場面もあったのだが、買戻しが入るとすかさず売られるというような感じで、指数を下押す場面が多かった。
本日も月初の買いは入っていたのだろうが、それ以上に手仕舞い売りを急ぐ展開となった。世界的な株安のなかで、買われすぎ銘柄を中心に売り直されるものが多く、また、芳しくない決算発表に敏感に反応する銘柄も多く総じて売り急ぐ展開となった。
買い材料に乏しく、金融緩和の終了も始まったということで買われすぎ銘柄の修正安が続いているということだろう。当面は下値模索という状況が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
雲の中に突っ込んでここから節目と見られる32,000円、75日移動平均線、雲の下限(先行スパン2)のどこで下げ止まるかを確認することになるのだろう。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。