この記事は2023年9月25日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年9月25日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週22日(金)の米ドル/円は終日買われた。60分足チャートを見ると22日(金)の午前6時に147.52円付近の安値をつけ、翌23日(土)午前5時の足で148.41円付近の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は約89pipsと比較的大きな値幅だった。
タイムサイクル的には、9/13~27の底値圏が終了し9/21~10/7の天井圏に向かい始めた。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了。上昇b波が依然として進行中。近々終了して、下降c波に入り始めるだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
4時間足チャートでは、トレンドラインとその平行線からの乖離がある程度起こると、調整が入っている。そろそろ乖離幅がマックスくらいまで来ているので調整の下げはありそうだが、下がったところは、すかさず買われてきそうだ。
147.50円付近のサポートを切ってこなければ大き目の調整にはならないかと思っているが、147.50円を切ってくると145円付近まで下がることも考慮しておきたい。
下サイドを見ると、まずは148.00円付近、次に147.50円付近の各節目までの調整があった際、値動きを見ながらエントリーを考えていきたいところ。
▽米ドル/円4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。