日経平均 | 30,994.67円 ▼80.69円 |
為替 | 1ドル=148.83円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億8,084万株 |
売買代金 | 3兆2000億68百万円 |
値上り銘柄数 | 1,284銘柄 |
値下り銘柄数 | 508銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 93.22% |
市況概況
連休前の持高調整、米雇用統計の発表を控えて指数は小動き
米国株が前日の大幅高の反動から冴えない展開となったが、下げ渋ったことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も方向感に乏しかった。
寄り付きは前日の反動から若干売り物がちとなったが、その後は上がれば売り、下がれば買いという状況で31,000円を挟んでの動きとなり、一時窓埋めとなるような上値を試す場面も見られたのだが買い切れず、上値が重いとなるとさらに指数は狭い範囲での動きとなった。
昼の時間帯も特に方向感が見られるということでもなく、後場に入ってからも前日の終値近辺、31,000円前後での動きとなった。買戻しなどもあって上値を試すところではすぐに売られるという状況で上値も重く、値持ちは良く、指数が下押すことはなかったのだが、上がりもしなかった。最後は手仕舞い売りに押される形で31,000円を少しだけ下回って引けた。
小型銘柄は売り急ぐこともなく、堅調なものが多かったが、一方で買い上がるようなこともなかった。マザーズ指数やグロース指数は堅調ながらも上値が重かった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあったものの、断続的な動きにはならず、方向感に乏しい展開となった。
米国指標や3連休を控えて積極的な売り買いに乏しい展開となった。買戻し一巡となったからと言って改めて売るということでもなく、底堅さが見られたからといって慌てて買い上がるようなこともなかった。
連休明けは米国市場次第ではあるが、まだまだ下値模索が続くのではないかと思う。窓埋め完了から今度は底堅さを確認するということでいったんは下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
窓埋め完了ということで買い戻し一巡感が強まった。31,000円水準を中心に上がれば売り、下がれば買いというような調整が続くのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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