日経平均 | 30,526.88円 ▼711.06円 |
為替 | 1ドル=149.23円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億8,997万株 |
売買代金 | 4兆4588億73百万円 |
値上り銘柄数 | 132銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,691銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 87.64% |
市況概況
米国株安を受けて売りが先行、金利上昇が止まらず下値模索が続く
米国株が大幅安となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られ、本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後はいったん下げ渋りとなったものの戻りが鈍いと見ると売り直され、米国の金利上昇が止まらないということで売り直されて大きく下押す展開となった。特に買い気がないということでもないのだが、下がるから売る、売るから下がるということで下値模索が続いたということだ。
昼の時間帯には日銀買いなども期待されて戻りを試す動きも見られ、後場は前場の終値を上回って始まった。それでも日銀の買いが入っているのかいないのかわからないが値持ちが悪いことから手仕舞い売りもかさみじりじりと値を下げた。結局最後まで買い気には乏しく、空売りが積み上がらないから買い戻しも入らないということで大きな下落、安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売り、見切り売りに押されるものが多く、総じて軟調となった。マザーズ指数やグロース指数も大幅安だった。先物はまとまった売りが散発的に見られて下値を売りたたく要因となる場面もあった。まとまった買いが見られてもすぐに売り直されるという展開で、仕掛け的なまとまった売りも見られた。
大幅安が続いている。ここまで売り急ぐような材料ということでもないのだろうが、米国金利の上昇などもあって売り急ぐ展開となっている。節目と見られる30,500円まで下落したことで反発も期待されるが、米国の経済指標などに振らされることになるのだろう。
空売りが積み上がってくれば、踏み上げ相場も期待されるが、下値模索がまだまだ続くということなのだろう。それでも、いったんは31,000円あたりまではあっさりと戻すのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
さらに下値を試す動きとなり、移動平均線や基準線からの乖離も大きくなっている。ここらで下げ渋りとはなるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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