日経平均 | 32,166.48円 ▼105.34円 |
為替 | 1ドル=150.65円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億0,437万株 |
売買代金 | 4兆8165億86百万円 |
値上り銘柄数 | 404銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,228銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 93.28% |
市況概況
米国株は堅調だが金融緩和の終了懸念もあって手仕舞い売りに押され冴えない展開
米国株は堅調、ナスダック指数が大幅高となったことを受けて買い先行となった。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物の上値が重かったことなどもあり、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、冴えない展開となった。
前日の終値水準まで手仕舞い売りに押され、日経平均は指数に影響の大きな銘柄が高く堅調だったが、TOPIXは銀行株や海運株の下落などもあって軟調だった。
昼の時間帯も冴えない展開となり、後場も冴えない始まりとなり、寄り付き直後に昨日の終値を割り込むと下値を試す動きとなった。
日銀総裁の金融緩和終了を示唆するようなコメントが伝わると売り急ぐ場面もあったが、さすがに32,000円を意識するところでは下げ渋り、下げ幅縮小となった。ただ、今度は昨日の終値まで戻すと売り直され、結局は75日移動平均線を意識するような水準での引けとなった。TOPIXは大幅安となった。
小型銘柄も下げ渋り感は見られたものの総じて手仕舞い売りに押される形となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売りが散発的に見られ、指数を下押す場面もあった。まとまった買いも見られたが、特に買い上がるということでもなく下がったから買い戻すと言うような感じで、指数を方向づけるようなことはなかった。
上がるから買うというところから上がるから売るという展開になり調整となった。TOPIXが大きく下げたように、世界的な景気鈍化懸念も出てきており、目先的な買われすぎからの修正安となっているのだろう。
買戻しが一巡となるとさらに売られ、好決算を発表して買われたものも買戻し一巡となって売り直されるのではないかと思う。調整が続くのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
雲に上値を押さえられ、75日移動平均線のサポートを確認するような展開となっている。雲のねじれの日柄でもあり、雲の下落に合わせて下押すのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。