「オクトモア」を造るブルックラディ蒸留所
「オクトモア」を造るのは、アイラ島にあるブルックラディ蒸留所です。
1881年に創業した蒸留所で、今でも創業当時の設備を使用してウイスキーを生産しています。
創業当時の古い設備を使うものの革新的なウイスキー造りで、アイラ島の大手蒸留所では唯一ボトリングの作業まで行っています。
ブルックラディ蒸留所のこだわり
ブルックラディ蒸留所で使われる大麦は100%スコットランド産のものです。
さらにジェームス・ブラウン氏が所有する「オクトモア農場」が作っているアイラ島産の大麦も使用。
「テロワール」をコンセプトとしており、土壌や気候、水、原料にこだわりを持っています。
ウイスキー造りにおいて着色添加はせず、ノンチルフィルタード製法(冷却ろ過を行わない製法)のためウイスキー本来の味わいをダイレクトに感じられます。
ブルックラディ蒸留所のユニークなラインナップ
ブルックラディ蒸留所は「オクトモア」の他にも2つのユニークなアイラモルトを造っています。
簡単にその銘柄をご紹介しましょう。
ブルックラディ
「ブルックラディ」は蒸留所の名前を冠したフラッグシップボトルで、アイラモルトでは珍しいノンピートのモルトウイスキーです。
フローラルでリッチな味わいが人気の銘柄で、「テロワール」を大切にするブルックラディ蒸留所のこだわりが詰まっています。
ポートシャーロット
「ポートシャーロット」はブルックラディ蒸留所が造っているヘビリーピーテッドウイスキーで、フェノール値は40ppm。
アイラモルトでイメージされる薬品や石灰のようなアロマではなく、BBQのような香ばしいスモークが感じられます。