日経平均 | 32,858.31円 ▼587.59円 |
為替 | 1ドル=146.60円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億5,856万株 |
売買代金 | 3兆7010億91百万円 |
値上り銘柄数 | 249銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,382銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.23% |
市況概況
急反発の次はまた急落
米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場も売り先行となった。
昨日のように寄り付きの売りが一巡となった後の買戻しも期待されたが、節目と見られる33,200円を割り込んで始まると33,200円での上値の重さを確認するような形から売り直され、あっさりと33,000円を割り込んで32,900円水準まで下落となった。その後は下げ渋りはしたものの戻りも見られず、大幅場安で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押される形で、一時32,800円の節目を割り込む展開となった。後場に入ってからは32,800円台で始まった後は方向感に乏しく、32,900円まで戻したもののすぐに売り直され、32,800円を意識するところでは買戻しも入るという展開が続いた。
最後は手仕舞い売りに押される形で下値を試したが、何とか32,800円台を保った。最後の最後は買戻しも見られたが結局は安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いは少なく乗り換えの動きや持高調整の売り買いが中心だった。指数先行ではあるものの先物が追随するような形だった。
大幅安、大幅高の後はまた再び大幅安となった。さすがに一昨日の安値を割り込むということはなかったが、下値の節目と見られる32,800円を試す動きとなり、昨日の急騰が目先の需給調整に過ぎないということが確認された形ではないかと思う。
明日のSQ(特別清算指数9算出が終われば年末をにらんでの持高調整の売りに押されることになるのではないかと思う。今年は現時点が高値圏と言うことでもあり、利益確定、損失確定の売りが嵩んで買戻し一巡となったものから売られるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
窓埋め完了から再度窓埋めというところまで一気に売られた。25日移動平均線を下回り、今度は75日移動平均線や雲までの下落もあるかもしれない。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。