日経平均 | 33,445.90円 △670.08円 |
為替 | 1ドル=147.16円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億4,003万株 |
売買代金 | 3兆5298億63百万円 |
値上り銘柄数 | 1,540銘柄 |
値下り銘柄数 | 95銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 122.65% |
市況概況
急落の後は急反発
米国株はまちまちだったが、昨日の大幅安の反動もあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調となったことから本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しを急ぐ動きから一気に上昇となり、節目と見られる33,000円をあっさりと抜けると次の節目の33,200円水準まで一気に上昇となった。それでも値持ちの良い展開となり、指数先行で買戻しなどが見られ日経平均は売っては踏み上げと言う展開で上昇が続き、ほぼ高値で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出を控えての持高調整のような買いも見られ、後場も前場の高値を上回っての始まりとなった。
その後も踏み上げ相場が続いてじりじりと上昇した。さすがに引けを意識する時間帯には上値も重くなり、戻り売り、手仕舞い売りも見られたが、売り急ぐということでもなく、値持ちの良い展開が続き、買戻しを急ぐ動きで高値圏での引け、大幅高となった。
小型銘柄も買い直しや買戻しが進み堅調なものが多く、グロース株指数などは大幅高となった。先物はまとまった売り買いはそれほど多くなく、現物株の値持ちの良さやSQに絡む持高調整の買いが入って値持ちが良く、下がれば買いという展開で指数の下支えとなった。
月初の買いがなくなって大きな下落となったと思われたが、月初の買いのような買いが見られて指数を大きく押し上げた。特に買い上がるような要因があったということでもないのだが、上がるから買う、買うから上がると言うような連鎖が見られ指数が大きく押し上げられた。
SQへの思惑も絡んでいると思われ、ここからは再度買われすぎ銘柄などが売られることになるのだと思う。上値の重い銘柄なども散見され、それだけ戻り売り圧力も強いのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
窓埋め完了ということで再度高値保ち合いの水準まで反発となった。33,000円を下回ると買われるということになったのかどうかここから33,500円~600円の水準を抜けるかどうかということになる。まだまだ25日移動平均線や基準線のサポートを確認する場面もあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。