日経平均 | 32,775.82円 ▼455.45円 |
為替 | 1ドル=147.01円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億4,271万株 |
売買代金 | 3兆5833億10百万円 |
値上り銘柄数 | 295銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,333銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.43% |
市況概況
月初の買いも入らず買戻し一巡となったものから売られ大幅下落
米国株が軟調となったことを受けて、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も買戻しが一巡となった銘柄なども多く、指数を押し上げる動きは見られず冴えない展開となった。
節目と見られる33,000円をあっさりと割り込んだことで下値の節目と見られる32,800円を目指すように売りが嵩んで下値を試すことになった。32,800円を下回ると買戻しも入ったが戻り切らず32,800円を割り込んで大幅安となった。
昼の時間帯も特に買いが入るということでもなく、後場も冴えない始まりとなったが、すぐに32,800円を超えて戻りを試す動きとなった。
32,900円まで戻すと戻り売りに押され、32,800円では買い戻しも入るという状況でその後は指数は小動きとなった。引けを意識する時間帯からは戻りの鈍さを嫌気して手仕舞い売りに押されるものが多く、最後は売り急ぐ動きも見られ32,800円を割り込んで安値圏での引け、後場の安値引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調、グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を方向づけることも大きく動かすこともなかった。SQ(特別清算指数)算出が近く、乗り換え商いや持高調整の売り買いが主体となっていたようだ。
月初の買いがなくなると一気に下値を試すことになった。買戻し一巡となったものから売られるという状況であり、目先の需給が下押し要因となった面もあるだろう。
金利や為替に反応しているというよりは目先の持高調整の売り買いが中心となっており、週末の先物・オプションSQ(特別清算指数)算出や米雇用統計に向けての持高調整の売り買いが主体と思われる。上がれば売られ、下がれば売られるなかで手仕舞い売りが多いということだ。
テクニカル分析
日経平均
窓埋めから25日移動平均線のサポートを確認するような形だ。ここから戻りが鈍いとなるとさらに75日移動平均線や雲までの下落もあるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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