日経平均 | 33,681.24円 △375.39円 |
為替 | 1ドル=142.55円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億0,024万株 |
売買代金 | 3兆5187億72百万円 |
値上り銘柄数 | 1,492銘柄 |
値下り銘柄数 | 132銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.39% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行、特に材料がないなかで大幅高
米国市場が堅調となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しを中心に指数に影響の大きな銘柄が買われ、さらに個別も材料や需給で指数を押し上げる銘柄も見られ大幅高となった。節目と見られる33,500円をあっさりと抜けたが12月20の高値を意識するような大幅高となるとさすがに上値も重くなった。
昼の時間帯はいったん売られる場面もあったが、後場に入っても引き続き値持ちのいい展開となった。売られないから買戻しが入ると言う状況で値持ちが良い一方で上値を買い上がるということでもなく、33,700円を超えると売られるという状況だった。さすがに特に材料がないなかでの上昇で買戻し一巡となったものから上値の重さが確認されて上げ幅を縮小したものの、意外に値持ちのいい終値となった。
小型銘柄も買戻しを交えて買い急ぐ動きも見られ総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物は指数に先行して日経平均を押し上げるということでもなく、株価が上昇するに連れて買戻しが入るというような状況であり、特に主導で指数を動かすということもなかった。
年末モードで権利付き最終売買日ということで買い戻しを急ぐ動きもあったようだ。特に材料がないなかで指数先行で買われると言う状況であり、個人的な感想としては全く盛り上がりに欠けるような感じだった。
来年の相場に期待する向きもそれだけ多いということなのかもしれないが、月末の持高調整の買戻しがこの後も続くのかどうか、お正月休み明けの株高期待もあるのだと思う。ただ、明日明後日を考えれば手仕舞い売りも嵩んでくるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線のサポートを確認して戻した形だ。遅行スパンもローソク足を抜けており、高値を期待するところでもあるが、移動平均線や基準線からの乖離も大きく、ここが上値となるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。