日経平均 | 35,751.07円 ▼485.40円 |
為替 | 1ドル=147.79円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億8,816万株 |
売買代金 | 4兆5018億94百万円 |
値上り銘柄数 | 322銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,294銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 129.46% |
市況概況
上がるから買うから下がるから売るに転換か
米国株はまちまちだったが、引け後に発表された半導体株の決算が芳しくなかったことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことなどから、売り先行となった。
半導体関連銘柄が売り気配から始まるなど大きく売られ、36,000円の節目を割り込んでの始まりとなった。その後も下値を試した後にいったん36,000円を超える場面も見られたのだが結局手仕舞い売りに押されて安圏での引けとなった。
昼の時間帯も特に買われるでもなく方向感は見られず、後場に入ると節目となりつつあった35,800円を上値に売り急ぐ展開となり、下値模索となった。
さすがに35,600円台に入ると買戻しも入り、いったん35,800円を超えるところまで戻したが、結局は戻り切らず35,800円を割り込んで安値圏での引けとなった。これまでの上がるから買うという状況が一変して下がるから売るということで売り方の回転も効いてきているようだ。
小型銘柄は主力銘柄が売られるなかで買戻しを交えて下げ渋りを見せていたが、結局は手仕舞い売りに押されて総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を押し下げる場面もあり、戻れば戻したで上値が重いとなると売られるという状況だった。
日銀の緩和継続をきっかけに上がるから買うという状況から下がるから売るということになっている。ここからは下値模索と言う状況で、好調な決算発表などが見られないとさらに下値を試すことになりそうだ。
買い疲れ感や買われすぎ感が強いだけに空売りが積み上がらないと下げ止まらないと言うことなのだろう。買われすぎた半導体関連銘柄やハイテク銘柄が決算発表前に手仕舞い売りに押されることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
大きな下落となった。節目となるところが35,500円あたりとなり、一気に25日移動平均線までの調整も見られるのかもしれない。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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