日経平均 | 36,236.47円 △9.99円 |
為替 | 1ドル=147.79円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億3,542万株 |
売買代金 | 4兆2144億96百万円 |
値上り銘柄数 | 1,236銘柄 |
値下り銘柄数 | 387銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 130.97% |
市況概況
特に理由のないなかで一時大きく売られるが最後は堅調
米国株はまちまちとなったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が一時売られたこともあり、いったん売り先行となった。
それでも売り急ぐということでもなく、買われすぎた日経平均に寄与度の大きな銘柄が売られるという展開で逆に半導体関連銘柄などは買い気配から始まり、底堅い堅調な展開となった。それでも買い上がる動きもなく、金融緩和の終了や足元の芳しくない決算などに反応して一時大きく売られる場面も見られた。それでもさすがに大きく下げるところでは買戻しも入り下げ渋りとなった。
昼の時間帯にはいったん戻りを試す動きも見られたが、結局は大きな動きはなく、後場も冴えない始まりとなったものの売り急ぐ動きが見られないとなると買戻しも入り堅調な展開となった。ただ、それでも上値を買い上がると言う雰囲気でもなく、上がれば売られ、下がれば買われるという状況で最後まで方向感は見られず、日経平均もTOPIXも小幅高、ほぼ横這いでの引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものなどもあり、また値動きの良さが好感されるものも見られて総じて堅調となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売りが出て指数を押し下げる場面もあったがそのほかは大きく指数を動かす場面もほとんど見られず、上がれば売り、下がれば買いと言うような持高調整の売り買いが中心だった。
日銀の緩和継続を好感するではなく、次はマイナス金利解除と言うことで冴えない展開となっている。
決算発表が本格化するなかで、決算にも自信が持てず、好決算が期待されるものもすでに大きく上昇しているものが多いということで上値も重くなり、上値が重いと手仕舞い売りに押されるという状況で指数は冴えない展開となった。買われすぎ銘柄の買戻し一巡となったものから売られてまだまだ下値模索と言う場面もあるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
上髭陰線の後の大きな陰線ということで当面の高値を付けた形となった。移動平均線からの乖離が縮小するまでは調整感が強まり、戻れば売りということになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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