日経平均 | 36,897.42円 △34.14円 |
為替 | 1ドル=149.42円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億5,588万株 |
売買代金 | 5兆5733億37百万円 |
値上り銘柄数 | 566銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,048銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 105.11% |
市況概況
個別の決算発表に振らされて上値を試すも総じて冴えない展開
米国株が堅調となったことや円安に振れたこと、そしてオプションSQ(特別清算指数)絡む買いなども見られ買い先行となった。
買い気配から始まるものなどもあり、寄り付きの買いが一巡となっても37,000円の節目を抜けて堅調な展開となった。ただ、さすがに37,000円を大きく上回る場面では好決算を発表した銘柄以外は手仕舞い売りに押され37,000円を割り込む場面も見られるなど週末の手仕舞い売りに押されるものも多くなった。ほんの数銘柄の上昇で何とか37,000円を維持したという形になった。
昼の時間帯も特に買いが入るでもなく方向感は見られず、後場は3,700円を何とか維持して始まり再度上値を試すように見られたが、上値も重く、3連休を控えた週末ということもあって上値が重くなると手仕舞い売りに押されるという状況だった。買戻し一巡となったところで売られる銘柄なども多く、37,000円を割り込むと今度は37,000円が上値という雰囲気になった。最後は手仕舞い売りに押されてほぼ安値引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りも多く終始冴えない展開となるものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった買いが朝方は見られ指数を押し上げる場面もあったが、その後は戻れば売りと言う雰囲気で逆に指数の上値を押さえる要因となっていた。
買戻し一巡感から手仕舞い売りに押されるものが多いなかでソフトバンクGだけで日経平均を押し上げたという感じだ。特殊要因での上昇で総じて手仕舞い売りに押される展開となっており、当面は高値を付けたということで空売りが積み上がっての踏み上げ相場にならない限り上値の重い冴えない展開となるのだろう。決算発表で買われたものも買い一巡から売られることになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
37,000円を超えて長い上髭線となったことでここで当面の高値を付けたということなのだと思う。ここからはいったん下値を試す動きになるのだろう。25日移動平均線や基準線までの調整も見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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