課題は、従来型集客活動からの脱却と若年層へのアプローチ。

カーシェアサービス「エニカ」を開発・運営する株式会社DeNA SOMPO Mobilityは、自動車販売に携わる自動車ディーラーを対象におこなったアンケートを「自動車販売に関するディーラー動向調査2024」としてまとめた調査レポートを発表します。今回の調査では、9割のディーラーが集客に対して危機感を感じていることが判明しました。集客課題として半数以上のディーラーが「チラシ・DM・イベントなどの効果が低迷」「若者のクルマ離れによる自然来客の減少」を選択、時代の変化による従来型集客活動の低迷と若年層へのアプローチを課題視していることが表れています。また、カーシェアに対して半数以上のディーラーが「期待している」と回答、新しい打ち手として可能性を感じていることがわかりました。自動車ディーラーが所有する試乗車をカーシェア提供できる「エニカ ディーラーカーシェア」の累計加盟店舗数は過去2年で約4倍の390店舗を突破しました。私たちはより多くの方に新たなクルマ体験の機会を届けながら、自動車ディーラーとともに自動車業界の可能性を広げるべくさらなる拡大を目指します。

9割の自動車ディーラーが集客に危機感。「自動車販売に関するディーラー動向調査」をエニカが実施。
(画像=「Car Me」より引用)

自動車販売に関するディーラー動向調査、回答者の属性

9割の自動車ディーラーが集客に危機感。「自動車販売に関するディーラー動向調査」をエニカが実施。
(画像=「Car Me」より引用)

調査概要
自動車販売に関するディーラー動向調査2024
調査主体:カーシェアサービス「エニカ」
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年2月22日〜3月6日
対象回答:自動車販売に携わる自動車ディーラー・メーカー90名

9割のディーラーが自動車販売における集客に

9割の自動車ディーラーが集客に危機感。「自動車販売に関するディーラー動向調査」をエニカが実施。
(画像=「Car Me」より引用)

「集客が課題だと感じていますか?」という質問に対して、90%のディーラーが「感じている」、もしくは「とても感じている」と回答しました。なかでも特筆すべきなのは、すべてのディーラー経営者・役員が「とても感じている」を選択していることと、ディーラー拠点長と店舗担当者の「とても感じている」を選択した割合が高いことです。特に経営層と現場に立つスタッフにとって、現状の集客活動を課題視していることがわかりました。

店舗担当者の63.2%が若者のクルマ離れを痛感。時代の変化による従来型集客活動の低迷と同時に課題が顕著に。

9割の自動車ディーラーが集客に危機感。「自動車販売に関するディーラー動向調査」をエニカが実施。
(画像=「Car Me」より引用)

「集客が課題だと感じる理由を教えてください。」(複数選択可)という質問に対し、もっとも多かった回答は「チラシ・DM・イベントなどの効果が低迷」で、全体では56.8%のディーラーが選択しています。続いて、55.7%のディーラーが「若者のクルマ離れによる自然来客の減少」を選択しています。なかでも「若者のクルマ離れによる自然来客の減少」については、ディーラー店舗担当者の63.2%が選択しています。時代による環境の変化で、従来型の集客活動の効果が低迷していることと同時に、若者のクルマ離れでディーラー店舗への来店が減少していることを一番課題視しているのは現場に立つ店舗担当者であることがわかりました。