日経平均 | 40,762.73円 △364.70円 |
為替 | 1ドル=151.76円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億9,914万株 |
売買代金 | 5兆2189億37百万円 |
値上り銘柄数 | 1,221銘柄 |
値下り銘柄数 | 395銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 121.66% |
市況概況
期末要因での買いが指数を押し上げ日経平均は一時大幅高
米国株が軟調となるなかで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がしっかりとしていたことなどから本日の日本市場は買い先行となった。
その後も円安を好感する動きや期末の配当取りの動き、さらに持高調整の買いが見られて日経平均を大きく押し上げる形となった。先高期待があるというよりは「今日のうちに買う」ということで買戻しを急ぐ動きなどもあって堅調だった。
昼の時間帯に円安が進んだことなどから先物が買われる場面があり、後場は前場の高値を上回っての始まりとなった。
その後も指数先行で上がるから買うという展開になり、一時41,000円を伺うような大きな上昇となった。さすがに41,000円を意識するといったん手仕舞い売りに押されるものも見られたが、最後は持高調整の売り買いのなかで上げ幅を縮小して、ちょうど配当落ちで40,500円という水準での引けた。
小型銘柄は総じて堅調ではあるものの買いも限定的という感じだった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。日経平均主導の相場のなかで先物が買われて指数を押し上げる要因となった。期末の配当取りの関係で先物が買われ、現物が売られる状況で先物主導で大幅高となった。
期末要因が主体で大きな上昇となったが、さすがにこの流れが続くということでもないだろう。月末の買い、月初の買いも期待されるが、ここからは上がれば売りと言うような展開になるのだと思う。ただ、配当取り後の持高調整の売り買いのなかで空売りが積み上がれば、指数を押し上げることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
大幅高となったが、あくまでも期末要因ということでまだまだ25日移動平均線までの調整は見られるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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