この記事は2024年4月15日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2024年4月15日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週19日(金)の米ドル/円はイスラエルによるイラン攻撃が伝わった直後に急落したが、その後戻している。米ドル/円60分足チャートを見ると、金曜日午前11時の足で153.59円付近の安値を付け、翌20日(土)の午前5時の足で154.65付近円の高値をつけた。米ドル/円の一日の値幅は約106pipsと大きな値幅だった。
タイムサイクル的には4/10-4/19の天井圏が終了して、4/16-4/26の底値圏だが、すでに先週19日(金)に底値圏が終わり次の天井圏に向かった動きになっている可能性がある。エリオット波動的には(週足レベルでは)4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波が展開中。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円60分足チャート的には154.40円を切ってくると下方向にはいきそう。また155.00円を超えてくると介入の警戒感も出ると思われるので、154.80円を上抜けてきたら、154.40円以下の逆指値を入れておこうかと思っている。
▽米ドル/円 60分足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。