日経平均 | 38,460.08円 △907.92円 |
為替 | 1ドル=154.88円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億6,550万株 |
売買代金 | 4兆5513億83百万円 |
値上り銘柄数 | 1,196銘柄 |
値下り銘柄数 | 402銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.03% |
市況概況
米国での利下げ期待が高まり、半導体関連銘柄など買われすぎ銘柄が買い直されて大幅高
米国株が堅調、特にナスダック指数が大幅高となったことを受けて買い先行となった。昨日とは違い寄り付きの買いが一巡となった後も買いが続き半導体関連銘柄などを中心に買戻しも交えて買い急ぐ展開となった。節目と見られる75日移動平均線を回復したことで指数先行で買いが入り上値を試す動きとなった。
昼の時間帯は特に方向感は見られず、後場は値持ちの良さが好感されて買戻しを急ぐ動きなどもあり、さらに大きく上昇となる場面もあった。さすがに38,500円という水準を意識してか38,400円を超えると戻り売りもあり、上値は重くなった。それでも売り急ぐということもなく、値持ちの良い展開が最後まで続き、結局は高値引けとなった。
小型銘柄も買い直されるものが多く総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は上値も限られたが堅調だった。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面もあったが、買いが断続的に入るということでもなく、指数に連れて上昇する場面が多かった。
75日移動平均線を回復したことで底入れ感が強まった。それでもさらに買い上がるような材料があるということでもなく、ここからは上値も重くなりそうだ。逆にインフレ懸念などが強まると売り急ぐことになるのだろう。
日銀次第ではあるが金融緩和の継続が確認されても空売りが積み上がっていないので、戻りは限られそうで、買われすぎ銘柄などは再度売り直される場面も出てくると思う。
テクニカル分析
日経平均
先週末の大きな陰線を抜けて、75日移動平均線も抜けてきた。一気に25日移動平均線や基準線まで上昇というよりは75日移動平均線のサポートを確認しながらの上昇となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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