日経平均 | 37,552.16円 △113.55円 |
為替 | 1ドル=154.75円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億3,044万株 |
売買代金 | 3兆7,014億円 |
値上り銘柄数 | 937銘柄 |
値下り銘柄数 | 651銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.49% |
市況概況
半導体株も買われる場面もあったが上値が重い
米国株が堅調、特にナスダック指数が大幅高となったことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となった後はさほど買戻しが入るということでもなく、既に昨日反発となった銘柄も多いことから上値も重く、戻り売りに押されて上げ幅縮小となった。米国株半導体株高にも関わらず半導体株も冴えないものが多く総じて戻り売りに押される状況だった。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場もほとんど動きは見られなかった。それでも37,500円を維持できたことで買戻しなども見られ37,600円までは戻した。37,600円まで戻すと今度は戻り売りに押されて上値は重く、指数は小動きだった。結局最後まで買い急ぐということもなく、何とか37,500円台を維持して堅調ではあったものの上値の重さが確認される結果となった。
小型銘柄も堅調な始まりとなったものの手仕舞い売りに押されるものが多く、冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となる場面もあったが、結局は小幅高となった。先物はまとまった売り買いは少なく、指数を先導して動くようなことはほとんど見られなかった。上がれば売られるが、売り急ぐこともなかった。
底入れ感が出ているものの最後まで買い切れないという感じだ。空売りが積み上がらず買い意欲に欠けるという感じで、少し戻せばすかさず売られるが特に売り急ぐ動きもないという状況だ。地政学リスクが薄れたもののスタグフレーション懸念はいっこうに収まらないということでここから本格化する決算発表に反応しながら右往左往する展開が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
結局は先週末の大きな陰線の範囲内での動きとなった。この陰線をどちらに抜けるかということだが、上値はきっちりと75日移動平均線に押さえられることになりそうだ。
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