日経平均 | 39,069.68円 △282.30円 |
為替 | 1ドル=155.72円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億3,435万株 |
売買代金 | 4兆1510億39百万円 |
値上り銘柄数 | 1,143銘柄 |
値下り銘柄数 | 463銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 99.41% |
市況概況
売り先行となるもインデックス買いも見られて一時大幅高
週末の米国株がまちまち、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことから本日の日本市場も売り先行となった。
それでも寄り付きの売りが一巡となると買戻しなどから指数が押し上げられ、指数先行での買いも見られてほぼ全面高となった。節目と見られる38,800円を超えてさらに一気に39,000円を超えたことで買い急ぐ動きも見られ大幅高となった。
昼の時間帯は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、後場も前場の終値を下回っての始まりとなった。その後も買いが入らなかったことで手仕舞い売りに押されるものが多く、上げ幅を縮小する展開となった。
さすがに39,000円を意識するところでは下げ渋りとなったが、結局後場の安値圏での引けとなった。上値を積極的に買い上がる材料もなく、地政学リスクや金利上昇を嫌気して手仕舞い売りも嵩んだ。
小型銘柄も一時大きく買われる場面もあり、買戻しが優勢な展開となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面があった。前場はまとまった買いが入り、後場はまとまった売りが出ることが多かった。
意外と値持ちは良かったが、結局は上値を買い切れないという状況になっている。金利の上昇も気になり、地政学リスクが気になるうちはインフレ懸念もぬぐい切れず、買い切れないということなのだと思う。まだまだ戻れば売りという状況が続くのだろうし、円安を好感するということでもなく、冴えない展開が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線にサポートされている形ではあるが、遅行スパンがローソク足に上値を押さえられている。当面このような水準での保ち合いが続き、遅行スパンが絡むローソク足が急落しているところで動きが見られるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。