日経平均 | 38,787.38円 ▼132.88円 |
為替 | 1ドル=155.78円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億0,947万株 |
売買代金 | 4兆0236億37百万円 |
値上り銘柄数 | 999銘柄 |
値下り銘柄数 | 592銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 96.52% |
市況概況
前日の反動から売り先行となったが、TOPIXは買われる
米国株が上げ一服となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となった。
ただ寄り付きの売りが一巡となったあとはいったん戻し歩調となり、戻りが鈍いとなると再度下値を試すという展開だった。それでも38,500円台では売り急ぐという雰囲気でもなく、逆に下げ渋り感から買戻しなども見られて今度は戻りのめどと見られる38,800円水準まで戻しての引けとなった。日経平均は軟調だが、TOPIXは銀行株などが買われて堅調だった。
昼の時間帯は特に動きは見られなかったが、後場に入ると再度上値を試す展開となった。それでもやはり、38,800円を超えると買われないということで手仕舞い売り、戻り売りも出て、結局は寄り付き水準の安値を試す動きとなった。
決定的な手掛かりに乏しい中で目先筋の持高調整の売り買いで振らされているという感じで、最後は買戻しも入り意外に高いところでの引けとなった。TOPIX買い日経平均売りの動きは後場も見られ、TOPIXは堅調だった。
小型銘柄は引き続き見切り売りに押されるものが多く、総じて冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いも散見されたが特に大きく方向づけるような断続的な売り買いは見られず、目先の持高調整の売り買いが中心で相変わらず上がれば売られ、下がれば買われていた。
意外と下げ渋った感はあるもののやはり上値も重いということだろう。当面は上がれば売られ、下がれば買われるということなのだろうが、利上げ懸念、インフレ懸念が強まると一気に調整となるのだと思う。逆に金融緩和の継続という雰囲気が見えても特に買い上がるということでもないのだと思う。消費に関しての好材料でもないと上値は重いのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線にサポートされてはいるのだが、上値も限られ、今度また75日移動平均線を下回るようであれば、再度調整となるのだろう
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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