日経平均 | 38,920.26円 △534.53円 |
為替 | 1ドル=154.24円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億6,120万株 |
売買代金 | 5兆0657億95百万円 |
値上り銘柄数 | 608銘柄 |
値下り銘柄数 | 994銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 98.01% |
市況概況
買い先行で今日は買戻しを急ぐ動きも見られて大幅高
米国株が最高値を更新するなど堅調、大幅高となったことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後は昨日同様に手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小したが、昨日ほどの下落とならず、指数に影響の大きな半導体関連銘柄などが高く比較的値持ちの良い展開となった。ただ、TOPIXは決算を発表した銀行株などが売られたこともあり、冴えない展開となった。
昼の時間帯は特に方向感は見られなかったが、昨日同様に後場は堅調な始まりとなり、昨日のように手仕舞い売りに押されるということでもなく、買戻しを急ぐような展開から上値を試す動きとなった。
いったんは38,800円水準で上値を押さえられたもののすぐに切り返して買い急ぐ動きとなり、最後はさらに買い急ぐような動きが見られ前場の高値を抜けて高値を試す動きとなった。39,000円までは届かなかったが、大きな上昇となり高値圏での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあり、特にまとまった買いが入ると以外に大きく指数を動かすような展開となった。
やはり空売りが積み上がらないと上がらないということで本日は昨日の相場を見ていたことで空売りが積み上がり、買戻しを急ぐ動きで大きく上昇したものと思われる。特に半導体関連銘柄をここで買い上がる必要もないのだが、米国株が最高値を更新したことや円安一服となったことで買いやすかったということなのだろう。
ただ、踏み上げ相場もあくまでも目先的な動きであり、最後まで空売りが積み上がっていればさらに上値も期待されるが、買戻し一巡となると再度下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲の上限を抜けて戻りを試す動きとなった。遅行スパンがローソク足に上値を押さえられてここからは再度調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。