日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,482.11円 △379.67円
為替 1ドル=157.84円
売買高(東証プライム、以下同) 15億4,390万株
売買代金 3兆4100億08百万円
値上り銘柄数 1,179銘柄
値下り銘柄数 418銘柄
騰落レシオ(25日) 91.17%

市況概況

米国株高もあって買い先行だが上値も重い

昨日の大幅下落の反動や米国株高を受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。

ただ、寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちは良いのだが、上値も重いという状況で指数に方向感は見られなかった。節目と見られる38,500円でしっかりと上値を押さえられ、TOPIXも上値が重く、全体的に堅調ながらも冴えない雰囲気だった。

昼の時間帯も特に買いが入るでもなく売られるでもなく方向感は見られず、後場に入るとさらに上値の重さを嫌気するような展開となった。

売り急ぐ動きも見られず、値持ちは良いのだがだからと言って買われるということもなく、結局最後まで方向感は見られなかったが最後の最後は買戻しも見られ後場の高値での引けとなった。個別に買われているものも特に材料があって買われているということでもなく、売られないから指数の買いが入ると上がるというような感じだった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られたが、総じて冴えない展開だった。戻り一服となるものが多く、グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物は特にまとまった売り買いも見られず、指数を方向づけるようなことも大きく動かすこともなかった。上がれば売り、下がれば買いという小口の売買が多かったようだ。

米国株高などもあって買い先行となったが、買いが続かない。空売りも積み上がっていないので、踏み上げ相場にもならず、相変わらず戻れば売りという状況だ。

逆に売り急ぐ材料もないが、金融緩和の終了が取りざたされているうちは上値は重くなるのだろうし、空売りが積み上がらなければ戻れば売りとしているうちに下値を試すことになるのだと思う。まずは戻れば売りということで対処してみたい。

テクニカル分析

日経平均

一目均衡表の雲や基準線に上値を押さえられ、節目と見られる38,500円では売られるという状況だ。遅行スパンがかろうじてローソク足にサポートされているが、明日下落するようであれば下値模索となるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。