日経平均 | 38,814.56円 △94.09円 |
為替 | 1ドル=158.15円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億9,219万株 |
売買代金 | 4兆6953億19百万円 |
値上り銘柄数 | 1,417銘柄 |
値下り銘柄数 | 209銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 91.37% |
市況概況
金融政策決定会合の結果発表を受けて買われるも上値は限定的
米国株がまちまちとなるなかで、手仕舞い売りに押される形で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、先物・オプションSQ(特別清算指数)に絡む売りもあって寄り付きは売り先行となった。ただ、寄り付きの売りが一巡となると日銀の金融政策決定会合の結果待ちということで買戻しなども見られ指数は小動き、まちまちとなった。
昼の時間帯も先物に買いが入り始めたところで日銀の金融政策決定会合の発表があり、事前にリークされていたように国債の買い入れ減額は発表されたのだが、具体的なスケジュールは次回会合で決定すると報じられ、とりあえず買い戻しが入るということで後場は高く始まった。
その後も節目と見られる39,000円に突っかける場面もあったのだが、特に買い材料ということでもなく、週末の手仕舞い売りに押されて安くなるものも見られ、指数も上げ幅限定的となった。
小型銘柄は前日までと同様に値ごろ感から値動きの軽いものが買われ総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いで指数を大きく動かすということもなく、相変わらず上がれば売り、下がれば買いというような雰囲気で方向感は見られなかった。
米国の金融政策も日本の金融政策も特に大きく変わるということでもなく、目先の需給でいったん反応したものの買い切れず、売り切れずという雰囲気だ。買われすぎ銘柄の修正安は続くと思われ、今後は金利に敏感に反応しながら上がれば売り、下がれば買いという動きが続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
いったん25日移動平均線を割り込んだが、結局は25日移動平均線と75日移動平均線の間での動きとなっている。これをどちらに抜けるかということだが、しっかりと抜けたことを確認する作業が必要だろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。