日経平均 | 38,570.76円 △88.65円 |
為替 | 1ドル=157.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億7,988万株 |
売買代金 | 3兆3474億77百万円 |
値上り銘柄数 | 1,029銘柄 |
値下り銘柄数 | 574銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 96.39% |
市況概況
買い先行となるも戻り売りに押されて上値の重い展開
米国株が堅調となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均が高く、本日も日本市場も買い先行となった。
節目と見られる38,500円を超えて始まったことで買戻しなども見られ戻りを試す動きとなった。ただ、今晩米国市場が休場となることもあり、特に買い上がる材料に乏しい中で上値も重く、戻り売りに押される展開となった。
昼の時間帯には先物が売られ、後場は下値模索となった。38,600円を割り込むと昨日の終値を下回る場面も見られ、再度下値模索という雰囲気になった。
半導体関連銘柄などもまちまちとなるなど買われる銘柄も目先の需給だけということであり、腰の据わった買いも入らず、手仕舞い売りに押されるものが多くなった。最後は昨日同様に買戻しも入り堅調だった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物もまとまった売り買いは少なく、上がれば売られ、下がれば買われる状況だったが、上値が重いとなると買戻しも手控えられ、ちょっとした売りに押され、指数を下押す場面もあった。
金融緩和の終了がどうしても気になるということで再度下値模索となりそうだ。上がれば売られ、下がれば買われるという状況は変わらず、保ち合い水準がどこかを確認するような毎日となっている。38,500円を超えれば売り上がりを考え、下回れば買い下がりを考えるという状況は全く変わらない。まだまだ保ち合いが続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線に上値を押さえられた形となっている。75日移動平均線も下落しており、雲をどちらに放れるかということだが、下に放れやすい状況だと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。