日経平均 | 38,596.47円 ▼36.55円 |
為替 | 1ドル=158.95円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億6,473万株 |
売買代金 | 5兆2859億07百万円 |
値上り銘柄数 | 673銘柄 |
値下り銘柄数 | 919銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 94.66% |
市況概況
持高調整の売り買いが中心で方向感に乏しい展開が続く
米国株はまちまちとなり、夜間取引の日経平均先物も方向感が見られなかったことから、本日の日本市場は昨日の終値を意識した水準から始まった。
寄り付きの売り買いが一巡となった後もこれまで売られた銘柄が買われ、買われていた銘柄が売られる状況のなかで上値を試す動きとなった。ただ、38,800円の節目まで戻すと今度は手仕舞い売りに押され、昨日の終値を下回ると買い直されるという展開で結局は昨日の終値水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に方向感はなく、手仕舞い売りに押される展開だった。後場も前場の安値を下回って始まり、下値を試す動きとなったが、これまで売られていたものなどが買い戻されて底堅さが見られ、底堅さが確認されると今度は戻値を試すという展開だった。昨日の終わり水準である38,600円前後で小動きとなったが、結局最後まで方向感が見られなかった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものもまだ見られたが総じて手仕舞い売りに押される形で冴えない展開だった。
それでもグロース250指数やグロース株指数は小幅な値動きで値持ちの良い展開となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、方向感が見えるわけでもなく、基本的には上がれば売られ、下がれば買われるという展開が最後まで続いた。
全く方向感に乏しい展開となっている。金利にも為替にも指数は反応しないという感じだった。買われていたものが売られ、売られていたものが買われるということで指数に方向感が見られなかったのだが、買われすぎ銘柄の調整が始まったという見方もできるのだと思う。割安銘柄の見直し買いに期待しつつも買われすぎ銘柄の調整で指数は引き続き方向感に乏しいのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
雲のなかで25日移動平均線に上値を押さえられ、基準線にサポートされるという狭い範囲での動きとなった。当面は38,000円台での保ち合いが継続となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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