日経平均 | 38,633.02円 △62.26円 |
為替 | 1ドル=158.10円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億2,670万株 |
売買代金 | 3兆1756億07百万円 |
値上り銘柄数 | 746銘柄 |
値下り銘柄数 | 841銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.80% |
市況概況
結局方向感に乏しい展開
米国市場が休場となるなかで夜間取引の日経平均先物が売られたことで本日の日本市場は売り先行となった。
それでも意外に下げずに寄り付いたあとはいったん戻りを試す動きとなった。それでもさすがに節目と見られる38,500円まで届かず上値の重さが嫌気されて売り直され下値を試すような動きとなった。38,300円を下回ると買戻しも入り下げ渋りはしたものの冴えない展開だった。
昼の時間帯には先物に若干買いが入り、後場は前場の終値を上回って始まった。38,400円水準で値持ちの良さが見られると指数先行の形で買戻しなども入り一時堅調となる場面もあった。それでも特に買い上がる材料もないということで前日の終値を上回ると売られる展開で、冴えない展開は続いたが、買戻しも入りほぼ高値引けとなった。TOPIXは軟調だった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、値動きの軽さで買われるものも散見された。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られ、指数を右往左往させる要因の一つとなった。それでも基本的には上がれば売られ、下がれば買われるということで方向感がしっかりと見えることはなかった。
意外に高く始まり、意外に下げ渋り、意外に戻したという感じだ。特に買い上がる材料もなく、金融緩和の終了が懸念されるなかで投資判断の引き上げなども見られ売り難いから買うということなのだろう。それでも、スタグフレーション懸念は根強いと思うので上値の重い展開はまだまだ続き、上がれば売られ、下がれば買われるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
堅調ではあるがまだ上値も重く、方向感は見られない。25日移動平均線に上値を押さえられての調整となると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。