日経平均 | 39,341.54円 ▼325.53円 |
為替 | 1ドル=160.38円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億5,482万株 |
売買代金 | 3兆9859億82百万円 |
値上り銘柄数 | 903銘柄 |
値下り銘柄数 | 683銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.88% |
市況概況
半導体株を中心に持高調整の売りに押され日経平均は一時大幅安
米国株は堅調だったのだが、昨日の反動や米国市場の引け後に半導体株が決算を発表して時間外取引で大きく売られたことなどもあって売り先行となった。配当落ちもあって一時節目と見られる39,200円を割り込む場面も見られるなど大きく売られる場面もあり、日経平均に影響の大きな銘柄が大きく売られて冴えない展開となった。
昼の時間帯は特に動きは見られなかったが、後場は寄り付きは下げ渋り感から始まったものの手仕舞い売りにじりじりと下げる場面もあった。ただ、39,200円水準で下げ渋ると買戻しも見られ戻りを試す動きとなった。引けを意識する時間帯には戻りの鈍さを嫌気するように売り直され、39,200円台の安値圏まで下落したが、最後の最後に買いが入り、32,300円台での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、値動きの軽さもあって堅調なものが多くなった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの指数を大きく動かすこともなく、方向感に乏しい展開だった。
日経平均は再度調整感が出てきた。ここで踏ん張ればこれまでの保ち合い水準が一段上昇したところでの保ち合いということになるのだろうが、半導体関連銘柄などが買われすぎということで売り直されると再度38,000円台中心の保ち合いとなるのだろう。月末・月初の買いに期待したいところだが、買われすぎ感もあり、上値が重くなると手仕舞い売りも多くなりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
何とか節目で下げ渋りとなったがここの水準を割り込むと再度25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲の上限(先行スパン2)までの下落となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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